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おとの考察②

それで、ここずっと、
体調の不具合が続いていて、
歳のせいだな、気持ちの問題、など
なんとなくやり過ごしていたのですが。
(だいたい、風邪を引いても「気のせい」とか
怖がりなので、気づかないようにする質です)

たまたま、「音」の振動で体の調整をしていく、
という施術(西洋医学の補完としてのセラピー)を
見つけまして。こんな状況で、心身不健康でいられませんので。
少し前に、意を決して行ってみました。

なんせ、前置きも長かったように、私の中では
「音」の効果には、個人的な信頼がありますしね。

先生曰く、私の体は音がとても通りやすいそう。
その個体の中にも音があり、その音を
チューニングをする(メンテナンスをする)ということは
自分の体の「音」を正しく調律するということ。

それは、自分の内側の「声」を聴いてあげることと
同じだなって思いました。

何がどうというわけでもないけど、「整った」感はあり、
日常的に、自分の内側の「声」をきちんと聴いてあげること、
それが、心身ともに健やかでいられるという大事なことも気づきました。

その先生が、帰り際、
おもむろに「いい声をしていますね」と言う。

いつかのブログにも書いたけど、「声」は
よく怒られていたので、話すこと事態に緊張して
どもるくらい自信がなかったので驚きました。

その旨を先生に話すと、
人それぞれ声の質ってあって、穏やかな声なんですけど、
でもそういう人の声のトーンて届くものが
暗くも感じます。でも、あなたの場合、
穏やかなのに明るいのです。
そういうトーンの声を出せる人は少ないのですよ、
とても癒されます、癒される人のが多いはずです、と
キッパリ言われて、新たな発見でした。

しかも、おしゃべりが、面白いしって。
先生が付け足してた。そうかな……。

いい声と言われて、お世辞に違いない、そんなことないって
普段なら、完全に褒められたら、打ち消す私も、
「音」に特化した先生が、そう言うのだから
……そうなのか、と素直に思い、お礼を言って帰りました。

目から鱗というよりは、目が点だったと思いますよ。

帰り道、私自身から出す「音」がずっと思ってた
不協和音ではなかったことが、幸いだったな、と。

「音」は振動して伝わっていくものだから。
そのことを、何度も何度も嬉しく思いました。