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自分だけの星

February 20,2022

みんな自分だけの星、持って来たよね。

最近、特にそう思う。

 

あなたも、私も、動物たちも、みんな。

自分だけのひとつ星。

 

 

『ひとつぼし』。

 

この絵本は冒頭の見返しの部分から

お話は始まります。

この世界に生まれる落ちる前のお話からですね。

 

今は20歳を超えた息子が

幼稚園の時に描いたお話。

 

息子はよく「僕は流れ星くんだったんだ」と

生まれる前のお話をしてくれる子でした。

 

当時本当に、幼稚園の授業参観で

教室の子供たち全員がそれぞれが違う色で

輝いてみえた瞬間があったの。

 

集団行動からはみ出して、先生に困った顔をされて

遊んでいる息子も、それはそれはピカピカに輝いていた。大きな輝きだった。

 

あの光景を思い出すと、胸が温かくなる。

 

今の息子の星は

どんなだろうと目を凝らすけれど。

 

おいそれと、母の前ではその輝きを

見せてくれなくなった。

 

うん。母には見せないところで

今も輝いているのだろう。

 

だって、持って生まれて来たのだから。

輝かない時もずっと星は自分の中に。

 

母は、今も変わらず

あの時の輝きを信じてる。