1. home
  2. >
  3. blog
  4. >
  5. 2023年

2023年

みんなのうた🎶

November 01,2023

11月3日(金)から。
NHK総合「みんなのうた」で1週間ほど
『ハピハピバースディ』が再放送されます。

 

もうかれこれ20年くらい前に、岡本真夜さんの
この楽曲に絵をつけさせていただきました。

ご依頼があった時は真夜さんのご希望とのことで
驚きました。感じたままをイラストにとのご依頼に
すこぶる緊張しましたが、とても楽しかったです。

「みんなのうた」のその後、絵本にもなりました。
真夜さんとは今も仲良く繋がっているご縁です。^^

二人とも新米ママになってまもない頃でしたね。

 

だいぶ昔の映像ながら、みていると当時の思い出が蘇ります。

配信中に愛子さまもお生まれになったタイミングでした。

映像は新海誠さんの映画を配信されている
コミックスウェーブさん。
当時の担当者さんは現在の社長さんです。

10月にも再放送が朝方にあったのですが。

その時はすっかり忘れていたものの
たまたまチャンネルを変えたら配信当日の
『みんなのうた』ちょうど!(さすがw)

そして横で学校の支度をしている娘に届きました。
今、このうたは娘に必要だったかもしれない。

私が伝えたいこと、代わりに伝えてくれました。
真夜さんと楽曲、映像が世界に生まれてくれたこと、
配信その背景に携わっていただいた人々に感謝。

 

とくべつなうた。

誰かの必要な時に届けるために生まれたような。

このうたが、あなたに届きますように。

 

夏のおわり

September 01,2023

あっという間に新学期だね。

胸がぎゅうっとする人も多いね。

 

がんばれない時は

がんばらなくても大丈夫。

 

いまの私だからいえること。

 

あなたの世界はあなたが思うよりも

ずっとずっと広く自由であること。

 

大人になった私が、確信をもって

小さき人たちに伝えられること。

 

 

野菜の色

August 10,2023

昨日買った夏野菜に火を入れる直前。

あまりにも色彩が鮮やかで綺麗だった件。

 

 

 

雨やどり

August 08,2023

オーガニックのお野菜買いに

いつもと違うお店に出向いたら

真夏のゲリラ豪雨。

 

しばしお野菜のお店の

併設しているカフェで雨やどりです。

 

遠い空は青空だから

すぐ止むのでしょう。

 

 

でも、こんな風にたまには

強制的に足止めもいいのかな。

 

ご無沙汰だったブログを

更新出来たしね。

 

日常のとるにたりない切り抜きのような風景は

すぐに忘れてしまうから。何処かに

留めておくのも良いですね。

 

 

大雨にも負けず、遠くで蝉が鳴いている。

 

短い人生なのに気まぐれな雨に

かまってられませんヨ、とでも言いたげに。

 

 

 

サプライズ

June 27,2023

あ、そうだ。

いつもあんまり‥‥なのに
今日は続けて投稿。

 

ここ数ヶ月、
私の絵本を読み聞かせしていただける人が
増えており、さらに直接わたしの耳に
届けられたりすることが数回。

SNSの躍進により海外でも。

たまたまだとは思うけど、
なんだか感慨深い。

 

先月は、サプライズで
私の目の前で音読いただけた。
『ひとつぼし』

著作本を「音」に乗せて
ライブで耳に届けていただくというギフトは
想定外だったもので。

思いがけずラブレターを
直接手渡されたような
そんな気分でした。(ドギマギしたという)

 

感動いたしました。
ありがとうございます。

 

日常の中で、なんとなく
「しゅん」としている時に
こういう思いがけない種類の
愛が届くことが多いのです。

 

うん。がんばりますね。

 

約束の場所

June 27,2023

紫陽花の季節。

今年も、約束の時期、約束の場所で
咲きほこる庭の紫陽花。

毎年変わらず逢いに来てくれます。

「変わらない」ことは
この世界ではないから。

変わらない時間を
共有できることは貴重。

ありがと。

そこに在る気持ち

April 29,2023

少し前に、「ふき」をいただいた。

あらかじめ下茹でして、ひと手間尽くしてくださったもの。

袋の中に品よく綺麗に詰められたふき達は清々とした翡翠色。

手渡された時はその美しさに感動した。

 

上手に調理出来るかわからないけど、

白い炊き立てのご飯のおかずになるような

少しだけ濃いめの味付けにしようと決めてた。

だけど、出来上がりは優しい味になった。

「ひと手間」かけて渡してくださった優しい声の

あの方のことを考えていたらかな。

 

 

 

また、その時にお連れの方からも同時に

美味しいお薦めのパンをいただいた。

「ここのパン、すごく美味しいから食べてみてね!」

と手渡された時に感じたワクワクした気持ちが嬉しくて、

私もワクワクして袋の中を覗くと、ワクワクした顔をして

「僕たちお薦めでなんです!」とこちらを見ているパン達がいた。

間違いなく美味しいと確信ありのセレクト、

どれも美味しくいただきました。

 

そこに在る気持ちが、手にとるようにわかるお届けものは、

本当に嬉しくて、そして恐縮いたしますね。

ありがとうございます。

 

 

 

 

 

青空クリームソーダで。

April 22,2023

娘の学校のPTA役員の活動に行く前に

みんなでモチベーションをあげてく。

青空クリームソーダ。

 

こういうの大事です。

普通、終わってからじゃないのん?って話ですが  (笑

この青色に癒されたい衝動を止められず。

 

無事に乗り切って、

みなさんお疲れ様でした。

 

 

しかしクジ運良すぎて(?)

PTA役員、ずっとやってる気がするな‥‥。

 

PTAでは色々なお母さんに出会う。

そんな時、お母さんという職業を

心からリスペクトします。

 

子育てしながら何役もこなす。

世の中のお母さんって本当にすごいなって思う。

 

常に身体も頑張っているけど、

1番頑張っているのは、心だと知っているよ。

 

お母さんだからって、できて当たり前、

やって当たり前、そんなことないのに。

 

でも、変わりはいない。それも知っている。

 

みんな、疲れたら休もうね。

クリームソーダ一杯分だけでも。

 

 

 

 

 

巡る季節

March 27,2023

桜の花が咲いたと
喜ぶのも束の間。

 

ハラハラと舞う花びらで道端が
ピンク色に染まりだしました。

季節はしっかり巡っていきますね。

 

4月になれば新しい環境が
始まる人も多いのでしょうし。

 

人間も花も、みんな同じ大地の上で
それぞれの物語を刻んでいるんだなあ‥‥。

 

なんて、ぼんやり花曇りの空を見ている私も、
なんだか忙しくなりそうです。

そんな日もあるよ

March 08,2023

 

今日は いつもみたいに
空を 見あげる気分じゃなく。

下を向いて 歩いてた。

 

そしたら、どこからか 風が吹いて。

 

どんな香りにも埋もれない
大好きな 沈丁花の香りを 鼻先まで
運んでくれたから。

ふと、顔を上げると

 

遠くの家の窓辺に飾られた、
小さな 明るい星の集まりのような
大好きな ミモザの花 と目があった。

 

ちぇ、こんな時も
風は、私の大好きなもの よく知ってるな。

 

家に帰ったら、昨日友がくれた
屋久島のポンカンが、笑顔で
「ほら、私を食べてみい」って。

 

実は、家を出る前にもアピールされて
半分食べたけどね。

 

小さな太陽みたいなポンカン。
全部食べて、元気になれた。

 

だから、ひとりぼっちじゃなかった。

美味しいを作る

February 28,2023

 

今日は‥‥

紅玉のアップルパイ。焼いた!

どーん。圧巻。

 

前は、カヌレも。焼いた!

 

きらきらー。てりてり。

 

 

どちらも天然酵母パン教室 VIVANTさんで。

美味しいものを作り出す時間は、嬉しくて楽しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

卒業 = 終ワリ ハ 始マリ

February 23,2023

木々の芽が。
寒風の中で膨らみ始めました。

 

もうすぐ  卒業のシーズンですね。

 

「卒業」という言葉は、
終わりゆくものの中に
感謝に値する 歴史があるとき 選ばれる
終わりを慈しむ言葉 と思います。

 

さようなら、ありがとう。

 

それがコインの 表と裏に 確かに両方 刻まれて
終わりゆく相手に、何の躊躇もなく 渡せたなら。

 

それが本当の「卒業」なのでしょうね。

 

学舎の課程を 修了する 卒業以外でも、

人生の中で「卒業」していく出来事は、
節目節目で あると思います。

 

卒業する、卒業しない、それはもちろん
自分自身が 決めて良いのです。

 

けれど、もし。

 

さようなら、ありがとう、の準備が
できたなら。

 

卒業、そのさきへ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雪ですね

February 10,2023

 

雪です。

 

数時間前から降り出した雪は止む気配なく。
私の住む地域ではめずらしいこと。

 

そんな雪を淹れたての珈琲が少し冷めるまで
ぼうっと、窓越しにを眺めていたら。

‥‥そうだった、と徐に思い出す。

 

絵を描くのが好きだった幼い頃、「雪景色」が、
私のお気に入りの題材だったこと。

 

ただ、それは独特な‥‥
ある特徴的なシチュエーションで
いつも描かれていた。

 

どんなかといえば、それは
吹雪の中に佇む、頑丈で大きな  かまくら。

その中は暖かく、たくさんの人の顔と
美味しいもの。みんな笑顔で楽しそう。

 

 

あるいは、それは凄まじい吹雪の中を1人歩く
大きな大きなマントを着た大きな女性。

そのマントの中は広くて暖かく、数人の子供たちが
抱っこされながらお菓子を食べたり、安心して眠っていたりする。

 

 

そう。なぜか、必ず過酷な大雪の背景の中、
暖をとって過ごす安心の空間が
ど真ん中にメインで描かれていたんだよなぁ‥‥。

 

そうか、雪景色を描きたかった訳じゃないのかも。

 

「何でそれ? どうして? 面白いね」

 

遠い日の幼き私の解説を聞いてみたい。

ま、聞かれたとしても、4歳くらいだもの。
ちゃんと解説なんてできないだろうけど。

 

一言二言でも、出てくる言葉を聞きたい。

 

子供の絵の無意識からくる発想には、その子の
たくさんの物語が詰まってるはずだから。

今更ながら。私は私の物語を知りたいのだ。

 

 

長男はすごく面白い絵を描く子だったから。
たくさんの彼の物語を聞いた。画用紙の後ろや、その他、
日常的に彼の言葉にならないような言葉もメモしたっけ。
ほんと、規格外で面白い子だったな。
今では、全然面白いこと言わないんだけどー(笑

 

って、‥‥そんなこと考えてたら
小一時間過ぎてしまったじゃないか。

珈琲冷めちゃった‥‥
淹れ直したら、仕事しよ。

 

外の雪は相変わらず止む気配なく。
世界が白く変わっていく。

 

明日、積もるだろうか。

青い鳥の考察

January 13,2023

その日、1月の寒空は
文句の言いようのない青空で。

私は「青い鳥」という
お店に行く道すがら。

いつものように遠くの空を
見つめながら歩く。

青い空に青い鳥が飛んでいたら
さぞや見つけづらいだろう。
てか、保護色の有効範囲‥‥広っ‥‥!
そんなことを考えながら。

すると、

 

《  「幸せ」の鳥と言われている青い鳥、
その本当の姿はね、「自由」の鳥  》

 

ヒュルルとふく北風が「内緒だよ」と
通りすがりの一瞬に私に耳うちしていった。

 

‥‥ん!?。

そんな小悪魔的女子がするような
不意打ちに(どんなだ。。)
興味を示さないはずがなく。
目的地まで考察する。

 

 

「幸せの在処」を問うお話が
メーテルリンクの「青い鳥」。

 

チルチルとミチルという幼い兄妹が
青い鳥を探して彷徨った挙句捕まらず、
諦めて家に帰ったら、なんとそこには
探し求めていた青い鳥が!
それは、前から飼っていた自分の
家の鳥だった。驚き!

 

だいぶはしおりましたが‥‥。
一般的なあらすじです。

本来の戯曲ではまた違う終わり方だったりしますが。

 

また「幸せの在処」を問う他にも
幼い子供たちの内なる部分の気づきへアプローチし
精神的な心の成長を促すお話だたりもします。

 

‥‥けれど、北風の内緒話で私が考えさせられたのは、
おとぎ話の意図とは少し切り離された、番外編という感じ。

「青い鳥の個人的な案件まりこ的視点」というか
なんというか‥‥。

 

ーーー以下、散歩途中の戯言。ーーー

 

 

「青い鳥」の本当の姿は「自由の鳥」という
北風の耳打ち、実は私としては、とても腑に落ちるのである。

青空を仰ぎながら、ああ、なるほどなーと思ったので、
あくまでも私が思う個人的なおしゃべりとしてここに。

 

確かに、飼っていた鳥は初めは
青い鳥として鳥籠の中に入り、飼われていたのだ。

 

けれど、なぜか籠の中の青い鳥の身体からは、
どんどん青色は失われていった。

 

毎日お世話をしていただろうチルチルとミチルすらも、
その本来の鳥の色を 完全に忘却してしまうほどに。

 

それでも鳥は、自分の体や翼が
青くなくなっても幸せだった。

 

退屈で平凡だけどなにしろ籠の中は安全だったから。

そうして鳥自身もいつしか自分が青色だったことを
完全に忘却してしまったのだ。

 

もはや、思い出す必要もない、
思い出すきっかけすらも‥‥。

 

いや、そのきっかけはほどなくやってきた。

 

チルチルとミチルの兄妹が冒険に出るという。
(兄妹にしてみれば決死の覚悟の旅な訳で
ワクワク要素があるものではなかったけど)

 

鳥は羨ましかった。なぜだろう、胸の奥が
ちくんとした。自由に家を出て自由に冒険をできる
チルチルとミチルを心底羨ましく思った。くそう。

 

そんな折、鳥は自分が居る鳥籠に
実はずっとカギがかかっていなかったことを知る。

 

——–鳥は気づく。
私は本当はいつだって自由だったんだと。

恐る恐る外へ出てみる。
さらに、空を飛んでみる!

——–鳥は気づく。
あれ?  私こんなに高く飛べる。自由に!

——-鳥はさらに気づく。
あれ? 私の色‥‥青く‥‥そうだ、私は‥‥。

 

‥‥私は!  青い鳥だった!

 

 

《 青い鳥が青で在る時。
それは、自由という中に在る時。
何故なら、青い鳥は自由の鳥だから。
青く自由で在れば在るほどに、
その姿を見て、人は「幸せ」を感じた》

 

 

北風吹いてないけど、答え合わせのような。
そういうことなのだ。

 

確かに、人間でも自分本来の生き方をしているだけで
周りを幸せな気持ちにする輩がいる。

 

人を幸せにする方法は、いろいろだなと
思ったことが過去にある。

 

 

青い鳥でいえば、
籠の中では自分を生きれていなかった。
自分本来の色を失うほどに「此処じゃない」のは
明らかだった。

 

けれどひょんなことで
自分を生きてみたら、自分の色が取り戻せた。

 

 

それまでの場所を否定するわけじゃなく。
その時自分にできる精一杯の選択であったその場所で
生きれた自分を誇ってあげるべきだ。たとえ自分の色を
失っていたとしても。

 

だけど、青い鳥がひとたび自分本来の色に
気づいてしまったなら‥‥。

 

その色を熱望する自分に気づいてしまったなら‥‥。

 

それはもうどこにいても
青で在る自分を 失えなくなるのだ。

 

だから、おそらく帰還したチルチルとミチルを迎えるために、
もう一度、鍵のかかっていない籠の中に自ら戻って迎えた時も、
青い鳥は元の姿の青のままでいられたのだろう。

 

ちなみに本来の戯曲の「青い鳥」の終わり方は、
チルチルミチルが自分の家の鳥が青い鳥だったと
気づいた時、青い鳥は「逃げて」しまうのです。

私もこの結末を採用しますが。

 

ただ私は、逃げたのではなく、
最後にお別れとお礼を言って、本来の青い姿を見せてから
「飛び立った」のだろうと回想します。

 

 

だって、青、それは青い鳥の魂の色だったのだろうから。

 

ふー。そうなって初めて本当の「幸せの青い鳥」だなー、
うんうん、と勝手な番外編に納得。

 

気づけば目的地「青い鳥」に着く。

 

 

‥‥寒かった‥‥と

外したマフラーから盛大に
静電気がパチパチはじけて四方八方に逆立つ髪のまま、

店のドアを開けた。

 

 

 

追記:

世界中のみんなが、いつでも自分の望む場所で
望む生き方を「自由に」できる世界が未来に在りますように。

 

 

 

 

 

 

 

見上げれば

January 07,2023

 

見上げれば。

空にまっすぐ描かれた 飛行機雲。

心に正直に「ススメ」のサイン。

 

 

新年

January 04,2023

 

2023年が始まりました。

あけましておめでとうございます。

 

しんと静まった心の地平線から

新しい陽が力強く生まれてくるような、

そんな1年になるといいなと思います。